『晩年』について思うこと
ネットでニュースを読んでいて、思ったことを一寸書いてみる。
ロイター通信社の記事によると、アンディ・ウォーホル氏の自画像が、5月11日に競売にかけられる事になったそうで、最高で4000万ドル(約33億円)の値が付くと予想されているという。
記事によると、競売にかけられる自画像は、「1986年に発表された自画像で、深紅と黒を使って晩年のウォーホル氏を描いた作品。」とある。
ウォーホール氏は1987年2月22日に亡くなっているが、この絵はその前年の制作されたものだから、確かに晩年と言って良いのだろうが、制作当時のウォーホール氏の年齢は57~8である筈で、本人が晩年と思っていたかどうかは分からない。
ウォーホールは胆嚢手術を受けた翌日、容態が急変し心臓発作で死亡している
今日はもう一つ、キャンディーズの田中好子さんが亡くなったというニュースを見て驚いた。最近までそうめん「揖保の糸」のコマーシャルなどに出られていたように思うのだが・・・。
田中好子さんは享年55歳で、乳癌で都内の病院に入院していたらしい。
最近出演した映画やドラマが紹介される時には、「晩年は女優業やコマーシャルなどで活躍し・・」と言う様に紹介されるのだろうか・・・。
50代の死は早過ぎるように思うが、自分が平均寿命まで生きられる確証はどこにもない。
晩年とは今年の事かもしれないし、あるいは10年先かもしれない。