理想と現実
病院にかかっていつも思うのが、理想と現実のギャップ。
例えば、私が今週の月曜日と火曜日にかかった病院だが、以下のような事を患者の権利と責務として挙げている。
○患者の権利
1 だれでも、国籍・性別・宗教・社会的地位・病気の種類などにかかわらず、良質な医療を公平に受けることができます。
2 だれもが、医療提供者との相互の協力関係のもと、どのような時でも人格を尊重され、尊厳をもって医療を受けることができます。
3 病気、検査、治療、見通しなどについて、理解しやすい言葉や方法で、納得できるまで十分な説明、情報の提供を受けることができます。
4 十分な説明と情報提供を受けたうえで、治療方法などを自らの意思で決めることができます。
5 自分の病気に関して、他の医師の診察を受け、意見を聞くことができます。(セカンドオピニオン)
6 自分の診療記録の開示を求めることができます。
7 診療の過程で得られた個人情報の秘密が守られ、病院内での私的な生活を可能な限り他人にさらされず、乱されないことができます。
○患者の責務
1 納得できる医療を受けるために、医療に関する説明を受けてもよく理解できなかったことについて、十分理解できるまで質問して下さい。
2 良質な医療を実現するためには、医師をはじめとする病院職員に対し、患者さん自身の健康に関する情報をできるだけ正確に提供し、医師及び病院職員と力を合わせて、医療に参加・協力をしなくてはなりません。
3 すべての患者さんが適切な医療を受けられるようにするため、患者さんは、病院の案内・指示を守り、他の患者さんの治療や病院職員による医療提供に支障を与えないよう配慮しなければなりません。
4 患者さんは、医師をはじめとする病院職員に対し「法令」および「良心」に反する行為については要求することはできません。
患者の責務の1番に「納得できる医療を受けるために、医療に関する説明を受けてもよく理解できなかったことについて、十分理解できるまで質問して下さい。」とあるし、また、権利の3番と4番には、3 「病気、検査、治療、見通しなどについて、理解しやすい言葉や方法で、納得できるまで十分な説明、情報の提供を受けることができます。」4 「十分な説明と情報提供を受けたうえで、治療方法などを自らの意思で決めることができます。」と書いてある。
額面どおり受け取るならば、どう言う検査が必要で、どう言う検査をオーダーしたかという質問に医師はすぐに答えなければならない筈なのだが・・・。
現実はと言うと・・・、月曜日に診て貰った女性の若い医師は、経験不足で、膠原病の検査をお願いしているのに、どう言う検査をすればいいか全く分からない様子だった。
この病院、電子カルテシステムを導入しているようで、PCの画面を見ながら膠原病関連の検査を必死に探していた様子なのだが、画面に出ている検査の内容が分からずに、看護婦さんに、「リウマチセットAって、何ですか?」「○○○検査って、何ですか?」「○○○検査って、何ですか?」って、しきりに聞きながら検査のオーダーをしようとしていた。
看護婦さんは忙しそうにしていて、まともに答えてくれないものだから、終いには諦め顔で、「はい、またお呼びしますから、外でお持ち下さい。」との事。(笑)
その後私が診察室の外に出た後で、看護婦さんを捕まえて何とかオーダーすべき検査項目を聞きだしたらしい。
暫くして看護婦さんに呼ばれ、トイレで採尿するように言われ、別の部屋で採血をしたのだが、その後診察室には呼ばれなかった。
夜中に筋肉痛と関節痛で七転八倒しているて眠れないし、熱も、頭痛も吐き気も有るし、まともに立ち上がれない歩けないと言っているんだから、分からないなりにも薬ぐらい何か出してよ~。当たり障りの無い湿布薬や抗炎症作用のある鎮痛薬の座薬とかって考えられない???
月曜日の医者があまりに素人だったので、すぐに火曜日に来ている専門外来の先生に紹介してもらい受診する事にしたのだが・・・。
こちらの先生、さすが▽大のリウマチグループの先生で、▽□大の講師もなさっている先生で触診・視診・問診は的を得て的確そうだった。それは大変結構なのだが、問題は暴言の連続。
それに結局どう言う検査を追加オーダーしたのかの質問にはちゃんと答えて貰えなかった。
昨日も一昨日も、どう言う検査をオーダーしたのか聞いてもちゃんと答えられない&分かっていてもちゃんと答えてくれない と言うのは、明らかに上に書いた、患者の責務と権利に書いてある条項にそぐわないよね。
○○整形外科内科病院は、「患者さん中心の医療」の理念のもとに、患者さんの医療を受ける権利を尊重し、患者さんと信頼関係を築き、より良い医療を提供するために患者さんの権利と責務を定めます。
って、堂々とホームページに書いてあるんだから、責務をきちんと守っている患者に対しては最低限の義務を果たせよ!
患者の権利の2番に書いてある「だれもが、医療提供者との相互の協力関係のもと、どのような時でも人格を尊重され、尊厳をもって医療を受けることができます。」 に大幅に違反するような暴言吐き放題、ドクハラし放題の火曜日の医師は、苦痛を訴えたので、痛み止めと、胃薬を出してくれたのだが・・・。
私が薬局で薬剤師さん相手に「○○先生って、随分個性的な方ですね。」と言うと、「顔は知らないが、患者さんがよく噂しているので名前は知っている」との事。そりゃそうだろうね。あれだけ個性が強くっちゃ・・・。
その、超個性的な(間違っても良い意味だなんて思わないで下さい:笑)医師は、医療秘書を連れていて、電子カルテに入力するために秘書で口頭でいろいろ言っていたのだが・・・、どうも、新たにオーダーした検査はSjogren症候群関連の検査のようだった。
抗核抗体・infection ・Ro ・Ra(と聞こえたが、Laの間違いか?) Sjogren ・抗SSA ・抗SSB 等の単語を言っていたと思うから、シェーングレン症候群か否かを判定する為に抗核抗体検査のRO抗SSA,LA抗SSB検査をオーダーしていたのはほぼ間違い無いと思う。
ただ、おかしいのはシェーングレン症候群の場合は白血球数は減少傾向に出る筈と言う事。
血液検査で唯一私が検査結果を知らされた「白血球数が異常値です」と言う言葉、てっきり細菌感染を示す増多傾向にあると受け取っていたし、そう言うニュアンスの物言いだったのだが・・・。だとすると、リウマチ特有の朝のこわばりをあまり感じない事から、疑わしきはリウマチ熱の方のようだが・・・。
まあ、どちらにしてもこの病院とはこれ以上お付き合いしたくない=これ以上一銭も病院経営に貢献したくなったので、あっさり別の病院で見てもらうことを決め、理由を話して検査結果を貸し出してもらうよう事務にお願いした。
全ての血液検査の結果は16日に分かるようなので、いずれにせよそれまでには検査の内容と結果が分かるだろう。
ただ、検査値だけ示されても、その数値が異常かどうか分からないのが素人の辛いところだ。最近はこう言うページもあるから、検査の結果と基準値さえ分かれば、大体の病名の見当が付けられるのだが・・・。
火曜日の夜はその日に病院から貰った抗炎・鎮痛剤(ロルカム)を貰って服用していたにも拘らず熱が38、5分以上に上がり、痛みも手足のむくみも最高潮で、頭痛もひどく、夜中に吐くしで大変ヤバイ状態。
信頼できそうな医師がいるなら火曜日に行った病院に行くのだが、望めそうもない。それに、もうこれ以上あの病院にお金を払うのは御免だと思ったので、昨日は台風の影響の残る雨天の中、熱を押して車で行けそうなリウマチが得意そうな個人病院を物色して、電話で確認してから行ってみた。
検査結果で今まで分かっているのは白血球数が異常だという情報だけで、その他の血液検査の結果は16日まで分からないと言うことや、これまでの○○整形外科内科とのいきさつを説明し、色々話し合った結果、検査料が2、000円ほどかかるが新たに必要最低限の検査をしていただく事に。
その先生の見立てでは、下肢部分の赤い斑点は結節が有るとの事。それ以外の病名は分からないが、リウマチ熱に関しては大人は稀だという話。
ステロイドを使っていけない病気は持っていないようだし、(ステロイドの禁忌について言っていたようだったが、病名は覚えていない)私の症状がかなりきつい事。さらにステロイドが著効を示す場合があると言う理由で、この医院ではプレドニン20mg/dayとその他むくみ対策としてツムラの28番、吐き気対策にナウゼリン錠、それに、痛み止めの座薬インダシン50mgを貰って、昨夜はやっとぐっすりと眠れた。
ステロイドの効果は抜群で、足のむくみもひき、痛みも大幅減で、夜も歩いたり立ったりする事が出来て正に驚きだ。
この個人病院、昨日検査して、結果は明日分かるらしい。多分明日には膠原病かそうでないかの結論がおぼろげながら出る見込みだ。ただ、問題なのはこの先生がかなりのご高齢と言う事。膠原病らしいと言う結果が出て、最初に行った○○整形外科内科で行った血液検査の結果が分かったら、大学病院に行ってみるつもりだ。今までに行った全ての検査の結果が分かるのは16日だから、それ以降と言う事になる。
全くやれやれだが、大体の病名の見当が付いたら、どの病院に行くか今度こそ慎重に選ばないといけないだろう。同じステロイドの使い方でも、先生によって意見が違うようだし、副作用と病状との兼ね合いがあるから、最も自分に合った処方をしてくれそうな先生を早く探す必要が有る。
・・・ところで、先日会社から、唯一空いていた月曜日にも仕事を引き受けててくれないかとの連絡が来た。受けてしまっていたのだが・・・。大丈夫か一寸不安。
まあ、心配しても仕方が無いのだが、病気によっては5年生存率はどれぐらいか考えないといけないような病気もあるようだし、それに医療費の問題も有る。早く病名をはっきりさせたいのが今の気持ちだ。


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